· 

繊細ちゃんの節分





次男が保育園時代、
節分行事の日はお休みしていました。

理由は「鬼が怖い」からです。

節分が近づくと

『先生が鬼の仮面を被ってお部屋に来る』
  ↓
『子どもたちが豆を投げて退治する』

という行事があります。



その鬼が怖いのです。



「鬼は先生だよ」 

説明しても嫌がります。


節分が近づくとおねしょが始まりました。
次男は不安が強いとおねしょをします。
かんしゃくも増えます。


次男の気持ちを知りたくて
節分をお化け屋敷に置き換えて
想像してみました。


わたしはお化け屋敷が苦手。

頭では分かっています。
置いてあるものは偽物。
お化けはスタッフ。人間。



お化けの格好をしたスタッフが
近づいてくるところを想像しました。
顔の近くに。


絶対イヤ。



次男もこういう気持ちか。
と納得。


「節分は休もうね」
「ママも怖いところ嫌だもん」

そう伝えました。


すると、かんしゃくやおねしょが減りました。
私も対応しなくていいので
心と時間にゆとりができました。

【自分】の怖い気持ちを大切にするから
【子ども】の怖い気持ちも大切にできる。

それが少しずつできるようになっていった
出来事でした。